皆さんは、ご自身のキャリアについて悩みを抱えていますか?
私の今までの悩みを並べると、こんな感じでしょうか。
「世の中がどう変化していくのか、自分はどう行動すべきか」
「AIが登場する世の中で、一体何が起こる?」
「幸せに生きていくためには何を大切にすべきか」
「そもそも自分は何がしたいのか、もっと深めたい!」
私は上記のような思考を少しでもスッキリさせたいと考え、就職活動を終えてから、
研究活動の合間に、関係しそうな書籍を60〜70冊ほど読んでみました。
この記事では、その中でも、
実際に私の思考や行動、キャリアプランに大きく影響を与えた書籍6冊に絞って紹介をします!
就職前の大学生、大学院生、さらにキャリアを積み上げようと考えている企業の方々、
幅広い層の方々に参考にしていただける書籍を紹介しました。
ぜひ、人生を変える1冊と巡り合って下さい!!
*2019/08追記
2019年前半で読んだおすすめ本をこちらの記事で紹介しました!ぜひ合わせてご覧ください!
幸福感を得られる人生を目指したい人
今後の社会は、どうなっていくのでしょうか?
その中で、どのように生きていけば、我々の幸福感を最大化することに繋がるのでしょうか。
そこでまず私が考察したのが、「自分や人にとっての幸福」です。
最もスッキリした答えをくれた本が「嫌われる勇気」でした。
この本では、我々読者を模した青年(世の中に対する疑問や不安を持っている)と、
「ヒトは今日この瞬間から、誰でも幸せになれる」と説く哲学者の対談で進みます。
アドラー心理学をベースに、人はなぜ変われないのか、なぜストレスを感じるのか、
どうすれば逃れられるのか、何がヒトを、今日この瞬間から幸せにするのか。
という流れで話が展開していきます。
この本に登場する思考法「課題の分離」は、私達の捉えている世界観を一新し、
シンプルなものに豹変させるパワーを持っています。
実践している私も、人生における幸福論が明確になり、充実した人生を歩む事ができそうです。
もともとストレスはそこまで感じないタイプの人間だったのですが、この本を読んで以降、
ストレスを感じることがほとんど皆無になっています…恐るべし…!!
ぜひ手に取って欲しい、1番のオススメ本です。
世の中についてもっと深く知り、キャリアを考えたい人
幸せになるとはいえ、今後の社会はどう変容し、我々はどう対処していくべきなのか。
この問題提起に対して興味深い示唆を与えてくれる、3冊の本を推薦させてください。
100年時代を生きる新たな戦略
まず1冊目は、「ライフシフト100年時代の人生戦略」です。
若い世代の方々はあまり自覚していないかもしれませんが、
我々は100歳まで生きる事が現実的なものとなっています。
そうなれば、今までの人生戦略であった「教育→仕事→老後」という概念では
老後の有形資産(お金)と無形資産(お金以外の人生を幸福にする様々な資産)を充分に築く事が困難で、
せっかくの長生きの恩恵を受けられない、というのがこの本の趣旨です。
今まで感覚的に捉えていた「無形資産」の大切さ、
そして3ステージに変わる5ステージの人生プランの提案は、大変興味深く、
今後のキャリアを考える上で新しい視野を提供してくれます。
私たちはおそらく65歳以降も働くことになるでしょう。(働く事が必須となることが本の主張です。)
そんな社会の中でも、幸福感と安心感を得ながら楽しい人生を送る、そんなヒントをくれる本です。
実際に私のブログも無形資産に入ることを、読んでいて気付かされました…!
今後も、オンライン上でのつながりを大切にしていきたいと再認識させていただきました。
人間関係や市場が求める能力、全ての無形資産を意識しながら育て、
100年間の有意義な人生を歩みたいと考えることが出来る、良書です。
いつでも転職できる人材を目指す
目の前の仕事・キャリア選択に直接影響を与えてくれる本が、2冊目の「転職の思考法」です。
転職と書かれていますが、これから新卒の就活の人にも胸を張っておすすめします。
むしろ、これを読んでから、入社先を決めたほうが良いです!
企業の寿命が短くなり、さらに働く期間も伸びるとなれば、
我々はいつでも会社を移動できる実力を身につけておかなければ、安心した生活は得られません。
そこでこの本が明確に提唱するのは、自分自身の「市場価値」 を大切にしたキャリア選択です。
市場価値の測り方、そして上司の機嫌を伺いながら会社内での評価を上げることにとらわれず、
自分自身の市場価値を高める生き方の大切さを教えてくれます。
私の入社直後からの働き方も、大きく変わっていくと思います。
この本と関連した製薬企業の選び方は、下記記事でも考察しています!ご一読下さい!
社会を激変させるAIとは、一体何者なのか
最後の3冊目、AIに関する書籍「AI vs 教科書が読めない子どもたち」です。
そもそもみなさんは、AIについてどこまで詳しいですか?人に説明ができますか?
これからの時代を生きる我々に対し、AIは必ず仕事や生活に影響を及ぼしてくるでしょう。
せめて「AIとは何か」自分の中で一つ答えを持ち、
社会や自分自身への影響について考えてみてはいかがでしょうか。
この書籍ではそのAIについて、素人でも分かるように噛み砕き、
AIの出来ること、AIの限界、そしてAIの登場する社会で我々はどのように生きていくべきか、
そのヒントを提供してくれます。
この本を読んでから、AIに対する具体的なイメージ・解釈を持つことができました。
AIが奪う仕事は何か、AIの存在する社会でどんなスキルや能力を高めていくべきか、
考えを深めるにはぴったりだと思います。
AI理解の導入本として、オススメしたい1冊です!!
自分についてもっと深く知りたい人
そもそも自分は何をやりたいのか分からない!! 自分の得意なことって何!?
そんな疑問や悩みを抱える方にオススメの2冊を紹介します!
日頃の気付きを全て自己分析へ!そして成長に変えよう!
世の中の動きや幸福論についてはわかった、でも結局、何がやりたいのかピンときていない…
そんな方にオススメしたいのが「メモの魔力」です。
この本では、日頃の自分の興味や気づき、全てをメモという形で拾い上げ、その場で深く考察し、
抽象化することで、自分自身の理解や成長へとつなげる、そんな方法を具体的に紹介してくれます。
かなり幅広く応用の効く、とてもパワフルな方法論だと感じており、私自身も日々実践しています!
意外な自分の側面に気づいたり、日々の生活から得られる新しい発見があったり、
実際の研究や研究ミーティングでも活用できたり、実生活にまで影響を与えてくれました。
ぜひこの書籍の魔力を体感していただきたいです…!!
魔力に囚われた私のiPadは、メモ書きで埋め尽くされつつあります…笑
巻末に自己分析に使える質問リストも付いており、就活生はもちろん、
現在働いておられる方々も、今後のキャリアや自分自身を見直す良いきっかけになると思います!
組織やグループにおける自分自身の役割を分析する
組織内での自分の役割が分からない…という方にオススメしたい本が「天才を殺す凡人」です。
すごいタイトルですが笑、中身もすごいです。
組織に属する人を、天才、秀才、凡人に分け、それぞれの関係性や役割、
どうすればイノベーションの起こる組織に変えていけるのか、個人として変わっていけるのか、
そんなヒントを山ほど盛り込んだ書籍でした。
自己成長と組織への貢献にはどんな形がありえるのか、
自分はどんな人柄や方法で、所属する組織の中で活躍したいか、そんな思考を巡らせてくれる1冊です。
職場やラボでの人間関係に悩んでいる方々にも、オススメの1冊です!
私自身は凡人と秀才の間を取り持つような、そんな形での組織貢献や自己成長を目指したいと感じました。
皆さんは、どんなタイプの人間で、組織内ではどう活躍するのが向いているのでしょうか??
ハチ公が動き出す、なんてポップな展開も少しフフッとなります。笑
まとめ
以上、キャリアにつながる本に絞って、厳選して紹介をさせていただきました!
興味を持っていただけそうな書籍、一つでも出会えていれば、すごく嬉しいです。
まだまだ別の視点や目的で読むと興味深い本はたくさんありますので、
またの機会に紹介させていただきます!
ぜひ視野を広く持って、キャリアを描いていきましょう!!
こんな本おすすめですとか、絶賛、大募集中です!
ぜひコメント欄やツイッターにてtabeまでお願い致します!
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