本当に、必要? 研究職インターンで得るべきもの

博士就活・大学院生のキャリア
スポンサーリンク

*2018年12月9日追記
本記事は、株式会社アカリク様の「アカリク アドベントカレンダー2018」に掲載されました。
ぜひ様々な記事を参考に、良いキャリア選択をされて下さい。

大学院生・PDの就活/キャリアおすすめブログ26 アカリク アドベントカレンダー2018
大学院生・PDの就活/キャリアおすすめブログ26 アカリクアドベントカレンダー2018 2020年版はこちら 2019年版はこちら アドベントカレンダーは、クリスマスまでの日数を数えるために使用されるカレンダーです。 近年そのカレンダ―にな...

本記事では企業インターンシップ参加のメリットをまとめました!

当ブログでは様々な観点から「博士就活」「研究職への就活」の情報を提供していますので、
ぜひ他の記事も合わせて参考にして下さい!


研究職のインターンシップでは、何が得られるのでしょうか?
就職活動を進める中で、果たして必要なのでしょうか?

この記事では、実際に複数の研究職インターンに参加し、
その経験から4社の大手企業の内々定を得た経験を踏まえ、その答えを考察します!

下記から有名企業のインターンシップの内容・時期・ESを確認できます!
現在無料で利用できますので、ぜひ活用下さい!

自己PR・志望動機、ES書くなら就職活動支援サイトunistyle
就職活動支援サイトunistyle

詳しくはこちらの記事無敵の就活サイト「Unistyle」で内定を勝ち取ろう!で紹介しています。

研究職の現場が求める、「本当の人物像」を知る

皆さんは志望動機や自身の強みを会社から聞かれたとき、何を答えますか?
「粘り強さです」「人当たりの良さです」「独創的な発想力です」「研究力です」
どれも社会において大切な能力です。が、
もう一歩、魅力的なアピールにしたいと思いませんか?

そこで必要なことは、「現場が求めている本当の人物像」を知ることです。
つまり、自分がただアピールしたいポイントを推すのではなく、
「相手が欲しい人物であること」を積極的にアピールする、
これがポイントになります。
では、採用側は、実際はどんな人が欲しいのか?
その答えを知る絶好の機会が、インターンシップだと私は考えています。

会社のHPは全員が確認できますが、そこには表面上のことしか書かれていません。
インターンで実際の仕事内容を具体的に知り、社風を知り、求められる人物像を得る。
その結果、働いている自分の姿を「具体的に」イメージできるようになるはずです。

ここで改めて、「自身の強み・求められる人物像」を組み合わせることで、
「御社において〜という強みを活かし、〜という形で貢献できると考えます」
自信を持った中身あるエントリーシートや面接準備が出来ると思います。

この準備の有無で、他の就活生と一気に差が開くと筆者は考えています。

情報網を整える、情報をinputする

企業は様々な大学で、独自の説明会をやります。
つまり、自分の大学の殻に閉じこもっていては、圧倒的に不利な状況なのです。
「今年は実は、あの会社は早期選考をやるらしい」
「ガン分野の研究しか、積極的には採用してないらしい」
とある大学の人だけが知っているこんな情報が手元にあれば、
本選考でどれだけ無駄な準備が減らせることでしょうか。
就活はまさに、情報戦です。

この状況を簡単に打破できる手段の一つが、私はインターンシップだと捉えています。
実際に多くの情報を共有できましたし、自分が1の情報をout putするだけで、
それより圧倒的に多い情報が得られる
のですから、このチャンスを逃す理由はないはず。

あからさまな、早期選考の機会を得る

打算的ですが、このような会社も実際にあります。
自分の行きたい候補の会社がそのスタイルを取っているのであれば、必ず参加しましょう。
例えば、小林製薬の研究職インターンがそうでした。
参加者は全員が早期選考に呼ばれ、
本選考のエントリーシートと最初のグループディスカッションが免除となります。

採用選考における「一見さんお断り」を回避

インターンで、本選考の内定決定権を持つ重鎮と出会えることはなかなかありませんが、
選考の途中で面接官となる人事や研究員と出会える可能性は、実は結構高いです。
(と言うか、ほぼ100%会えます)

選考でどの人を次の面接に呼ぼうかと迷った時、
「一度も話をしたことのない人」と「インターンで優秀そうだなと思った人」
後者のほうが呼んでもらえる可能性は、誰が考えても高いでしょう。
インターンシップは本選考と関係ありませんよと、企業は必ず言います。が、
そこまで割り切れていない会社の方が実際は多いものです。

以上の理由から、研究職のインターンシップは
「必須ではない、しかし目的意識を持って参加することで本選考の勝率は上げられる」

というのが私の個人的見解です。共感いただけるようでしたら、ぜひ参加を検討してみてください。

最後に、2019年卒の就活では、
医療用医薬品を扱う製薬会社が行った研究職インターンシップは下記でした。

協和発酵キリン(10月12日エントリー締切/1月22-24日実施@東京)
田辺三菱製薬(12月5日エントリー締切/1月実施、1dayインターンシップ @大阪・東京)
大塚製薬(11月16日エントリー締切/2daysは1月、5daysは2月に実施@徳島)
特に大塚製薬はリクナビなどで募集せず、公式HPのみでこっそりアナウンスするので、
日々確認するようにしたほうが良いです。

全職種混合という形であれば、中外製薬、塩野義製薬等が行っているようです。

詳しくは下記記事にて、インターンシップの実施状況をまとめています!

製薬企業 研究職インターンシップ まとめ
「製薬会社の研究職インターンに行きたい!」 「でも結局、どの企業が実施しているの?」 私が就活の時に感じた不満です。調べても本当に情報がなかった。 今でも多くの方が、お困りではないでしょうか? そこでこの記事では、ここ数年で実施された研究職...

また、より幅広い職種・様々な企業の情報は下記を参照下さい。

自己PR・志望動機、ES書くなら就職活動支援サイトunistyle
就職活動支援サイトunistyle

少しでも情報の整理に役立っていれば幸いです。
他の記事も是非参考にして頂き、実りある就職活動をおくってください。

コメント