こんにちは!PhD取得後は製薬企業で研究職をしております、tabeと申します!
当記事では、「博士課程学生・大手製薬企業の研究職採用時期」を紹介します!
当ブログでも以前から指摘しておりますように、
博士課程の就職活動時期は学部生や修士学生とは異なることがあり、
特に大手製薬企業は最も早いエントリー開始がここ数年の傾向となっています!
ぜひタイミングを逃すことなくご準備いただけるよう、こちらの記事をご活用ください。
先に結論から申し上げますと、
D2の春には準備を開始するのが良い!!、という状況となっております。
その詳細をコンパクトに紹介させていただきますね。
昨年度までの傾向分析は以下の記事よりご覧ください。
ほぼ全ての企業がD2の夏から選考開始!
では早速ですが、2023卒の就職活動時期を含めた最新情報を以下にまとめました!!
ほぼ全ての企業が8月エントリー/9〜10月選考終了
掲載した図をご覧いただくと一目瞭然で、2023卒シーズンはD2の8月にほぼ一斉スタート!
そして、全ての企業が毎年その選考開始時期を早めてきています。
武田薬品工業だけ、執筆時点ではまだ開始されていないようでした。
最も早かった企業はアステラス製薬で、なんと6月からのエントリー開始…!
昨年までの傾向から早くても夏頃のスタートと思っていたため、私も最初見落としていました。
もう一つ、例年と異なり2023卒の方々を苦しめたのは、選考時期が全ての企業で重なったことでした。
どの会社もほぼ同じスケジュールになっていることが図から見て取れるかと思います。
具体的には、8月にエントリー開始、8月末にはエントリー締め切り、
そして9月中に面接から内定まで、スピード感溢れる(?)シーズンとなっております。
例年は1ヶ月に5社が重なる程度でしたが、今年はほぼ全ての企業が同じタイミングでの就職活動。
事前に準備や情報収集をしていた方とそうでない方で
就活の質に差がつくシーズンになったのではないかと思います!
早まる選考に向け、どう準備すべきなのか
D2の春頃から準備するのがお勧め、それまでは研究に専念!
例年の傾向から、毎年1ヶ月ペースで各社その選考開始時期を早めています!
おそらく来年も7−8月にはほぼ全ての会社さんでエントリーが開始されると考えられます。
ここから逆算すると、D2の春には
自己分析・研究概要の大枠作成・志望予定企業の情報収集は動き始めておくべきでしょう。
ただし、研究を止めるほどの専念は必要ありません!
空いた時間にうまく進めるようなイメージがちょうど良いかな、と個人的には思います。
何故なら、製薬企業の研究職採用は他の業界と比べると少し特殊で、
研究内容から汲み取れる本人の研究力や伸び代を採用の際の「大きな検討材料」とするためです!
就活時期までは、日々の研究で、課題の設定能力や仮説を立てる力、検証力、
結果の分析力などを磨くことにぜひ専念してください!
あまり早くから就活準備に動いても逆効果というか、期待値は高くなりません。
準備にお勧めな情報サイト
効率の良い情報収集、就活準備という観点で皆様にお勧めしているのは、
弊ブログと!あと以下の情報サイトです。
過去の内定者の方々のエントリーシートや就活時期を確認できますので、
当ブログでも日頃からこの2つだけは登録をお勧めしております。
就活の基本から様々なtipsも紹介されておりますし、博士学生さんもぜひご活用ください!!
コロナ禍の博士就活
一つ、ここ数年でガラッと変わったのは、
選考の手順がほぼ全てリモート・オンラインで完結するようになったことです!
実際にTwitterで先日アンケートを取りましたが、そのようなご回答をいただいております。
私もそうでしたが、「研究室であまり就活の理解がないのでやりにくい…」という方、
リモートであればラボを休むことなく採用選考に挑むことができますし、
ぜひ前向きにご自身のキャリアパスの一つ選択肢としていただければと思います。
同日に複数企業の面接選考を受けることも可能にと思いますし、この点は羨ましいです!笑
まとめ
以上となります! 今後の博士就活をサポートする記事となれば嬉しく思います!
役立つ記事や就活レビューなど様々な情報を発信しておりますので、
ぜひ他のページも覗いて行ってください。
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身近に相談相手が居ないなど、お悩みの方はぜひご利用下さい。
tabe
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