他業界を知る=志望業界の内定率が高まる!その理由は?

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皆さんは、何故、志望業界に興味を持ったのでしょうか?
スタートポイントは「何となく面白そうだったから」で良いと思います。
しかしながら、就職活動の現場では、この理由のままでは通用しません。

そこで、私tabeが何故、多岐にわたる業界の中で製薬企業を選んだのか。
実際の選考ではどのように答えるべきなのか、紹介したいと思います!

ここで先に結論を申し上げます。鍵になるのは、「他分野の業界研究」です!

まずは自分の希望する仕事の軸「自分の軸」を明確に

1つ目のこのステップ、実はすごく大切です!
自分の軸が曖昧な方のよくある失敗例として、「説明会に行ったらどの企業も面白そうで迷います」
という感情を抱いている方々が挙げられます。
もし同じだなーと実感される方がいらっしゃれば、要注意です。

自分の就活への軸が定まっていない状態だと、
広く浅い就職活動となってしまい、結局内定が遠くなります。

私自身は譲れない希望として
・アカデミアレベルの高い専門性を発揮したい
・人の健康をサポートできる仕事がしたい

この辺りを軸と設定し、多分野の情報を集めることとしました。

志望業界が何故良いのか、それは他業界との比較で見える

では軸が決まれば、いよいよ業界研究です!
上述した「何となく面白そう」という志望理由は、その業界しか見ていないから出てくる感情です。

もっと具体的にするためには「何と比べて」良いのか、ここを明確にしないと先へは進めません。

そう考えた私は、様々な業界の情報を集めました。

自身の研究遂行能力・専門性に軸足を置いたキャリアを考えていたため、
「OTC医薬品」「トイレタリー分野」「化学メーカー」「化粧品メーカー」「医療機器メーカー」
この辺りをまずは候補としました。

実際に、下記企業の研究職インターンシップ、説明会への参加、
就活サイトへの登録で情報を整理しました!

研究職インターン:第一三共ヘルスケア、小林製薬、ライオン、住友化学
説明会:東レ、テルモ、旭化成
就活サイト:UnistyleONE CAREER

インターンについては、ニーズがあるようでしたら、後日レビュー記事を書きます!

次に、一つ一つの業界の長所・短所を比較します。
例えば、OTCやトイレタリー分野医療用医薬品業界との比較をtabeが実際に行った結果が下記です。

とにかくOTCらは、製品の立案から実際の販売までが早い!

自分の行った仕事が、社会に貢献している実感を強く持つことが出来る
コレはたいへん大きなメリットであると感じました。羨ましいです。
早い製品だと、半年くらいで販売に至るそうですよ!
その一方で、医療用医薬品の場合数年〜10年以上かかりますし、
実際に患者さんの手元に届くかも分かりません。

安全性や効能の科学的検証が甘い印象を受けた

やはり医療用医薬品のような厳しい審査・臨床試験があるわけではないので、仕方のない部分です。
実際に高い専門性は求めておらず、博士の採用にも積極的ではありません。

さらに、化学メーカーとの比較では、

・専門性は強く求められる(=博士の採用も積極的)
・しかし、幅広い領域をカバーする企業が多く、自身の希望する
「人の健康への貢献」が確実に実現できる職務であるかは不確か

上記のように、それぞれの業界に対しての比較を行いました。
その結果として、
tabe自身の2つの軸を満たす業界として第一選択は、医療用医薬品に特化した企業だなと、
上記の比較から改めて考えることが出来ました。

*企業別の本選考レビューは、こちらからどうぞ!

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まとめ

ここまで深めた上での志望理由であれば、選考中に聞かれたとしても、
自身を持って答えられると思います。

この話は製薬業界に限った話ではなく、
診断薬メーカーや、出版社・教育系など、博士のニーズは多岐にわたります!

ぜひ、
1. 自分の軸をしっかりと定めること
2. 多分野の業界を知り、徹底的に比較すること

この流れを大切にして、業界への志望理由をより深くしていただければと思います!!

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