「エントリーシート、渾身の出来だったのに、通らなかった…」
そんな経験、ありませんか??
どうすれば採用につながる書類を書けるのでしょうか?
今回はそんな悩みにお答えするための記事、第一弾として、
自己PR作製に関する徹底対策法をお教えします!
もちろん、100%通るエントリーシートを書くことは不可能です。
しかし、数々のエントリーシートの添削をやってきた中で、
「良く通るES」と「あまり通らないES」には、ある大きな違いがあることに気付きました。
その答えはズバリ、
よく通るES=「アウトプット力」が正しくアピールできている
通らないES=単なる「インプット力」をアピールしている
コレに尽きます。
実際、私はとにかく前者のESを書くことに1ヶ月以上の試行錯誤を繰り返しました。
その結果は他の記事でも紹介している通り、
大手企業全て書類通過、そのまま大半は最終選考までたどり着きました。
では、「アウトプット力」とはどういう意味なのか?どうすれば貴方のESも良くなるのか。
その方法論を本記事ではまとめました!
*研究概要の対策は、別の記事にてまとめています。合わせて参考にして下さい

自己分析 – 経歴ではなく「アウトプット力」のリストを作ろう –
まず、この記事で使用する「インプット」「アウトプット」の意味をハッキリさせます。
・インプット=今まで行ってきた経験・体験そのもの
・アウトプット=インプットの結果得た、社会に貢献するために発揮できる(したい)能力
ごく簡単に言えば、
誰よりも勉学に励みました!部活を頑張ってきました!これらは全てインプットです。
一方でアウトプットは、
「〜という視点からリーダーシップが取れる」「〜という意識で人の悩みを解決できる」
「〜という能力を発揮し、今後も難題な研究課題をクリアできる」といったところでしょうか。
この記事の、1つ目の大切なポイントです。
自己分析をする際は、今までに頑張った経験(=インプット力)を書き出すのではなく、
社会に対するどんな活躍ポイントを持っているのか(=アウトプット力)を書き出しましょう。
目標は5個です。このスタートポイントが間違っていたら、就活はかなり苦労します。
それと書き出す際に注意していただきたいのは、
「何らかの成果を上げた過去の実績」と結び付けられるアウトプット力を選ぶことです。
いくら魅力的な能力でも、それを発揮したエピソードが無ければ、ただの妄想話と同じです。
何らかの実績がベース→その上でアウトプット力をアピール。この流れを大切にリストアップして下さい。
人事側から見れば、
「こんなに勉強してきました!」と学生に言われても、「…で??」と思われて終わりです。
インプットを頑張ってきたことはもちろん良いのですが、その結果、
会社に何を与えられる人材になったのか、アウトプット出来る人材になったのか。
そこを採用側は常に知りたがっています。
企業分析では、志望企業の求める「アウトプット力」を調べよう
では、役立ちそうな「アウトプット」なら何でも良い、わけではありません。
そこで次のstepは、ご自身のアピールできそうな5個のアピールポイントの中から、
会社や業界、あるいは志望職種の求めている「アウトプット」と近いものを選抜します。
(自分が世の中のために発揮したい「アウトプット」が企業の求めるそれと同じであることが、
志望業界・企業として魅力的か否かの、1つの判断基準とも言えます。)
企業分析は会社の情報集めだと単純に考えがちですが、
この「アウトプットの方向性をすり合わせる作業」もまた、私は企業分析だと思っています。
まとめ
以上のことから、
1. 自己分析=企業にアピールできるアウトプット力を整理
2. 企業分析=企業の求めるアウトプット力の整理
とそれぞれを表すことができます。
企業について調べるとき、採用ページとか見て、何となく分かったつもりになってませんか?
実際のところ、HPなんか見てても、何も分からなくないですか?
「意味のある」企業分析を行う上で最もパワフルな方法は、
OB・OG訪問、インターンシップで、現場の社員に直接聞くことです。
これが間違いなく、1番確実です。
受ける企業・職種の社員と必ずなんとしてでもコンタクトをとり、
現場で働いている自分を鮮明にイメージできるまで分析できれば、上記2つのstepは完了です。

以上の内容を踏まえ、
「相手が求めているアウトプット力」を実績ベースで伝え、
かつ入社後に活躍できる人材であることをハッキリと自己PRに記載しましょう!
別の色んな方のESを参考にすることも、大変効率的です!
下記サイトにて内定者のESを観覧可能ですので、是非活用してください!

簡単な登録をして頂くだけで確認できますので、ご自身の魅力的な書類作りに役立ててくださいね!
コメント