多くの大手製薬企業は、面接選考の最後に逆質問を求めてきます。
「では、弊社へのご質問がありましたらどうぞ」といった感じで。
ここで「何もありません」はNGです。
「私はこの会社に興味はありません」と同義と解釈されても文句は言えないからです。
もちろん、「とりあえず今思いついた質問」もNGです。
せっかく面接の内容が良い学生も、最後に準備不足を露呈する質問では面接最後に評価が台無し。
これは勿体無い。
ではどうしたらいい?何を気をつけたら評価アップに繋がるの?
その声に応えるため、この記事では逆質問の対策を解説します!
是非参考にして頂き、面接に向けた準備を万全にしてくださいね!
企業側の狙いと、正しい質問準備
まずは企業がなぜ逆質問を行うのか、これを理解しないと始まりません。
その答えはズバリ2つあります。
・学生の会社への理解度・志望度を測る
・学生の意欲やその方向性を測る
皆さん、会社の理解度を測るためだけに逆質問があると思っていませんか?
例えば会社の理解度をアピールする狙いで、
「最近御社では〜に関する医薬品が出ていますが、今後も新薬を創出する予定ですか?」
と聞いたとしましょう。
一見すると、会社のことを少しは調べてきたのだな〜と思ってもらえそうですが、
私のスタンスでは何の意味もない質問です。
何故、上記の例が面接官に響かないのか。
その理由は、「質問の意図が分かるように伝えていない」からです。
実際に聞かれた採用側の気持ちを考えると、
「それ聞いてどうするの? もしやらないなら、うちを志望しないの?」といったところでしょうか。
大手製薬企業を志望する人は山のようにいる中で、
上記のような、会社のことを少し調べて作った程度の質問は、
結局質問の意図が定まっておらず、面接官の目に留まることはないと私は考えています。
では実際にどうやって準備する? tabeはなんて聞いた??
当たり前ですが、まずは意図の伝わりやすい質問にすること。
あるいは、意図をきっちり言葉で表現することが第一です。
このポイントの改善は意識を変えるだけでOKなので、まず心に留めて下さい。
そして私自身は、「入社後の自分自身の姿を今以上に明確に持ちたい」
というメッセージを込めて逆質問を考えていました。
このような、会社での貢献まで見据えた質問は、会社の理解度・志望度が高いことも同時に伝えられます。
具体例があったほうが分かりやすいと思いますので、ここでtabeの逆質問を紹介しましょう。
実際の研究現場で、若手の発言をどのようにプロジェクトに反映していますか。
私は研究室において〜という方法で「主体性」を発揮し続け、結果を出してきました。
貴社においてもこの強みを存分に活かしたいと考えています。
ボトムアップ型が御社の特徴であることを複数の社員の方々から伺ったのですが、
若手の声を拾うために実際に御社が行っている工夫について、
差し支えない範囲で教えて頂けないでしょうか。
本人が入社後に何を求めてるのか、逆質問で何を聞き出したいのか、
私は上記のようにアピールを行いました。
上記はあくまで一例に過ぎません。
貴方オリジナルの、個性ある(心のこもった)質問こそ、面接官を動かします。
質問の意図を明確すること、自身の意欲やその方向性をアピールすること、
これらが満たされていれば、その意図もオリジナルで構わないと思います。
ほぼすべての会社が、逆質問を面接の各stepで取り入れています。
ぜひ最後まで気を抜かず準備を行い、内々定に近づきましょう!!
ー2019/1/4 追記ー
この記事だけでは書き足りないことがまだまだありました!
新たに記事を作製しましたので、下記も合わせて参考にして下さい!
コメント