大学院入試、英語の対策法を紹介します

博士就活・大学院生のキャリア
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こんにちは!大学院を経て、現在は製薬企業で研究職として勤務しておりますtabeと申します!

さて、修士号の取得はほぼ全ての業界の研究職で必須の時代となっております。
そして今まさに製薬業界がそうですが、今後は博士号の取得も大切になります。

そこで本記事では、大学院の入試でほぼ必須科目となる、英語の対策方法にフォーカスします!
気にするべきポイントから、実際にtabeが使用した書籍まで余すこと無く紹介します。

私の他の受験科目(生命科学)については、下記記事を参考にして下さい!

大学院入試、生命科学分野の対策法を紹介します
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TOEIC、TOEFLの点数が必要か確認しよう

まずは、大学院の入試についてしっかりと理解をしましょう。

大学入試と異なり、大学院の入試では、受ける大学・研究科毎に試験の内容や科目数が異なります。
英語に関して言えば、TOEICやTOELFの試験結果が必要な場合もあります。

これらは受験の申込みから点数が得られるまで時間がかかりますので、早めからの対策が必要です!
例えば阪大の生命科学系大学院では、これら点数が足切りにも使用されています。

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私は大学2年のときに、候補となりうる大学院の入試科目について全てリストアップし、
早めからTOEICの対策は始めていました。
(大学1年の時460点というそこそこ悲惨なスタートでしたが、、800点までは上がりました。)

実際に出題される英語のレベル

TOEICだけでなく、大半の大学院は、入試当日にオリジナルの英語試験を実施しています。

では英文の出典はどこなのか??

実は、研究者が日頃読んでいる「学術論文」から出題されることは少なく、
本屋さんに並んでいる「日経サイエンス」「ニュートン」の原著(英語)が出展となることが多いです!
日経サイエンスですと、Scientific Americanという雑誌が大本となります。

Scientific American
Scientific American is the essential guide to the most awe-inspiring advances in science and technology, explaining how ...

「一般人向けに書かれた理系雑誌」ですので、英語の文法レベルは大学入試の頃より簡単です。
ここは少し安心ですね。ただし専門用語が散りばめられることが多いので、慣れが必要となります!
対策方法について、早速みていきましょう!

もちろん、学術論文レベルの英語を課す研究科もあります。
そのあたりも含めて、早めに過去問の入手と内容の確認は済ませておきましょう!

効率よく勉強できる対策本

では実際に、tabeが使った書籍の紹介です!

ガッツリと時間をかけて勉強をしたい!ということでしたら、
先程のScientific Americanを購入されるのが良いと思います。
私も実際に何冊か手元に持っていました。海外の品ですが、大きい本屋さんであれば置いてあります。

しかし、私が最もおすすめしたいのは、Scientific Americanとその日本語訳が同時に掲載されている、
「日経サイエンスで鍛える科学英語」シリーズです。

Bitly
Bitly

現在までに4冊がシリーズとして販売されており、大学院の試験勉強にかなり便利でした。

構成としては、Scientific Americanの記事、理系単語については詳しく解説があり、
さらにその後のページで、日経サイエンスの記事(日本語訳)がまるごと掲載されています。
(受験の際に、速読英単語を使った方、かなりあの本の構成に近いです。)

トピックスも一つ一つが今話題の研究領域が選抜されており、読み物としても面白いです。
大学院のラボ見学に来た学生さんには、私はいつもこの本を勧めていました。

上記の本で十分、専門用語に慣れることが可能ですが、
もし別途、単語帳が欲しいという方、tabeは下記も活用しました。

キクタンサイエンス生命科学編 (理系たまごシリーズ 12)
CD付
Bitly

まとめ

以上です!

細かい英語の勉強方法に関しましては、
各々の大学受験の時を思い出して、取り組んでいただければと思います。

本記事ではそれにプラスして必要な、「専門用語・専門の文章」に慣れる大切さと、
そのために便利な書籍の紹介をさせていただきました。

紹介した書籍がすらすら読めるようであれば、おそらく入試は問題ないでしょう。
ぜひ、ご自身の希望の研究室に配属され、将来の研究界を共に盛り上げていきましょう!!

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