抗体・核酸医薬の最新動向!

製薬業界の解説
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本日は、下記2つの医薬品についてです!

・既に数々の医薬品が販売承認、勢いに乗る創薬モダリティ「抗体医薬」
・新モダリティとして注目を集める「核酸医薬」

皆さんは上記について、どこまでフォローしていますか??

就活のために基本から勉強したい、と思っている方々、最新の業界動向を含めて知りたい方々、
私が実際に読んだ本の中に、すごく良い本があったのでご紹介します!


実験医学 2018年7月 Vol.36 No.11 次世代抗体医薬の衝撃
〜新たな標的・新たな機序によりいま再び盛り上がる抗体創薬

実験医学 2019年1月 Vol.37 No.1 なぜ、いま核酸医薬なのか
〜次なる創薬モダリティの本命

2018年7月の実験医学:抗体医薬品に関する最新動向!

実際に読んだ私が、興味深いと感じたコラムは下記です!

中外製薬の「バイスペシフィック抗体」

技術に関する分かりやすい説明はもちろん、特に面白かったのは、
実際の研究課題をどのような創造的なアイデアで解決したのか、
現場研究者の感覚で読むことができた点です。

実際の社員さんのお話なので、臨場感がありました。

第一三共の「ADC技術」

ADC技術について知らない方!ぜひ読んで下さい。
この記事に入ってる挿絵がすごく分かりやすいんです!
上記の中外製薬の技術と合わせ、すごく有名な技術です。必ず就活生はインプットしておきましょう。

「小型化抗体」の現状

ここはtabeもあまり知識がなかったので、すごく勉強になりました。
小型化抗体のメリット・デメリット、実用化に向けた課題や最新動向がコンパクトにまとまっています。

上述だけでなく、初心者向けのイントロもあり、また完全人工抗体医薬に向けた取り組みなど、
幅広い方々が興味を持てる本だと思いました。

2019年1月の実験医学:核酸医薬に関する最新動向!

こちらは今月号の実験医学、まさに最新情報です!
「核酸医薬品、聞いたことあるけど、詳細は知らない」という方、必見です!

内容を簡単に要約しますと、
・核酸医薬だから出来ること、出来ないこと
・スプライシングを制御する核酸医薬がついに承認!
・今後の課題は?(体内動態が中心)

こんな感じでしょうか。

私個人としては、「何で核酸医薬なの?」「ほかと何が違って、何がメリット・デメリットなの?」
という疑問について整理できたので、すごく満足しています。
核酸医薬を利用した創薬研究、すごく興味が出てきました。

核酸医薬について勉強したい方、間違いなくこの本から入ることをお勧めします。


どちらの本も、一読の価値アリです!!ぜひチェックしてみてください!

実験医学 2018年7月 Vol.36 No.11 次世代抗体医薬の衝撃
〜新たな標的・新たな機序によりいま再び盛り上がる抗体創薬

実験医学 2019年1月 Vol.37 No.1 なぜ、いま核酸医薬なのか
〜次なる創薬モダリティの本命

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