日本の製薬業界は今どうなっているのか?
つい先日話題となった、武田製薬によるシェイアー買収の狙いは?
業界研究の本はいくつもありますが、
今週の東洋経済で最新の医薬品メーカーの動向が分かりやすく特集されていましたので紹介です。
週刊東洋経済 2018年6月16日号 [雑誌](タケダショックが呼ぶ嵐 製薬大再編)
個人的には、武田の「狙い」を自身の頭の中で整理するのに大変役立ちました。
他にも様々な製薬会社の現状が記載されており、
伸び悩む大手企業の現状と今後の狙い(アステラスと第一三共の合併はあるのか?)、
ロシュ傘下で業績右肩上がりの中外製薬、
小さくても利益率業界トップの塩野義製薬など、興味深い記事ばかりでした。
医薬品業界に興味のある方、現状を知りたい方、就活生、多くの人にオススメします!
以下は本の説明を転記したものです。
【第1特集】タケダショックが呼ぶ嵐 製薬大再編
Part1 苦しまぎれの巨額買収 賭けに出た武田薬品
シャイアー買収 浮かび上がる財務リスク 7兆円買収の前途多難
5分で丸わかり製薬業界 グローバル勢力図/国内勢力図
またしてもCFOが交代 ウェバー体制に燻(くすぶ)る不安
失われた自社創薬力 迷走する湘南研究所
外銀に見せ場とられたみずほと三井住友
相次ぐ海外M&A 失敗から学ぶ教訓
Part2 厳しくなる収益環境 製薬会社サバイバル
アステラス製薬と第一三共が統合する日
値下げで淘汰は必至 薬価制度改革の波紋
小さくても世界で勝てる塩野義製薬の強さの秘密
ロシュを利用して急成長 中外製薬のしたたか経営
国内後発薬メーカーの憂鬱
高収入職種のMRはリストラに戦々恐々
新薬開発をめぐる大バトル 小野薬品のがん治療薬/エーザイの認知症薬/大塚のセンサー内蔵薬
治療に革命を起こせるか 期待のバイオベンチャー
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