博士課程の学生さんですと、「就職活動について全く知識がない!」
という方々もいらっしゃると思います。
私もアカデミア志向から就活に切り替えたときは、
とにかく何から始めたら良いのか、アタフタしていました。
そこで本記事では、初心者の方々向けに、「企業選考の内容」に絞って、紹介させていただきます!
就活自体の時期については、こちらの記事で解説しています!合わせてチェックしてみて下さい!
選考の流れ・内容
企業の選考ですが、基本的には、3つのstepで進みます。
具体的には、1.プレエントリー 2.本エントリー 3.面接の流れです。
例外もありますが、多くはこのパターンで選考が進みます。
プレエントリー
選考が始まっている企業に対し、受ける意志があることを示すstepになります。
具体的には、採用ページにアクセスし、マイページを作成することを指します。
このタイミングで、企業に対し、氏名や住所、学歴などの基本情報を提供します。
プレエントリーを完了することで、マイページにログインすることが可能となり、
本エントリーの期日や必要書類を把握することが可能となります。
本エントリー
本エントリーでは、企業毎に様々な応募書類の提出が求められます。
一般的には、以下の3種類に大別される書類提出・試験受験を課せられます。
エントリーシート(ES):企業毎のオリジナル質問に対する回答
研究概要:現在行っている研究についてA4 1-2枚にまとめた書類
WEBテスト:国語・算数(就活では言語・非言語)・性格テストを受験
上記を期日までに完了することで、本エントリーが完了します。この時点から、脱落者が出てきます。
次の選考に進んだ人には、マイページ等で、面接選考の案内が送られてきます。
案内すら来ないこと=サイレント、不合格通知が来ること=お祈り、これらも就活用語です。
面接選考
博士かつ研究職の選考は、大半は面接回数2回です。
1次面接:基本的には、研究についてのプレゼンと質疑応答
人事と研究職の社員を相手に、自身の研究と自分自身のアピールを行います。
時間は企業によりますが、30分前後。同じではないですが、学会発表に近いイメージです。
面接後、次のstepに進んだ人だけが最終面接に呼ばれます。
最終面接:研究、その他の質問(学生生活、キャリアビジョン)
相手は1次面接とは異なり、会社の役員クラスに変わります。
緊張感の漂う雰囲気で、自身の考えや想いを明瞭明快に伝えます。
時間は1次面接より短い(15-30分くらい)のことが多いです。
この面接の合格者は、晴れて内々定となり、就職活動は終了となります。
上記の選考までに、何を準備したら良い??
企業の選考が開始されるのは、D2のGW頃からです。
それまでに行っておくべきことは、「自己分析」「企業分析」の2つです。
中でも自己分析で就活の出来栄えが大きく変わります。
自己分析とは、自分は何がやりたいのか?何が得意なのか? かなりの時間をかけて深掘りし、
最終的に自分がどのように社会に貢献したいのか(就活の軸)を決める作業です。
上記を経た上で、就活の軸に合った会社を探し(企業分析)、
本記事で紹介したプレエントリーを行います。
*190220追記:自己分析について記事をアップしましたので、ぜひ参考にして下さい!
さらに、下記のサイトの登録もオススメです!
下記では、様々な企業の内定者エントリーシート・選考内容を把握できます!
私が複数の大手企業より内々定を得るため、一番参考にしたサイトです!
それから、選考開始時期を管理できる以下のサイトも重宝しました。
博士選考を含むすべての選考開始情報を、リアルタイムで更新・お知らせしてくれるので、
選考を逃す確率がグンと減ります!こちらもぜひ利用してみて下さい!
今後、追加の記事については全てX(旧Twitter)等でお知らせしますので、
もし気になる方がいらっしゃれば、ぜひチェックしてみて下さい!!
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