どの会社でも聞いてくるこの質問、「何でウチの会社を選んだのですか?」
この質問に対して、
業績が良いから、とか、パイプラインが豊富だから、とか、この辺はタブーな回答です。
なぜダメなのか、お分かりでしょうか?
例えば、恋人に「何で俺 or 私なの?」と聞かれたと思って下さい。
その回答として「背が高いから、賢いから」って言ってるのと同じです。
え、じゃあ私(弊社)じゃなくてもいいやん! ってなりませんか?笑
分かりにくい(?)例え話はさておきまして、、本記事では、
上手く貴方の志望理由が伝わるよう、志望動機の伝え方を解説します!
なぜ製薬業界か、なぜこの会社か、2つを明確に分けて考える
まずココは基本中の基本です。
後輩のESとかを拝読していて散見される過ちは、
「製薬業界を志望する理由」を、「会社を志望する理由」とほぼ同義で使用しているケースです。
「一人でも多くの患者さんに貢献したいと考えているからです。」
たしかに立派な志望理由ですが、これだけでは、
今目の前の企業を受けている理由としてはかなり弱い。
他の会社でも同じことが言えてしまいますから。
製薬だったらどこでもいのだなーと思われておしまいです。
そのため、製薬業界を志望する理由と企業を志望する理由は、明確に分けて考える必要があります。
「会社を志望する理由」、どう構築するのが良いか
では基本を抑えた上で、もう一歩踏み込んだ解説をします。下記の志望動機、どう思われますか。
・ガンに特化した会社だから
・新しいモダリティ研究を行っているから
一見すると、会社オリジナルのエピソードで志望していて良さそうですが、
これでは未だ不十分なんです。なぜでしょうか?
それは、志望理由の軸が「自分が会社で何を行いたいか」では無く、
こんな会社だから(憧れて)志望した、という構図になっているためです。
つまり今のままだと、モダリティ研究に積極的→だから面白そうだし志望する、という流れです。
何となく有名な会社だし、面白そうだし、働けたらいいなーと思って受けました、感が滲み出ています。
たとえ本音はそうだとしても、選考では封印しましょう。
そこで私が提案したいのは「自分自身が何をやりたいのか」に主軸に置くことです。
具体的に記載をしてみますと、下記のようなイメージです。
私は〜という研究・経験を通じて、より良い医薬品の提供を行うためには、
現存するモダリティだけでは限界だと感じている。
そして自身でこの限界を変えたいと強く願っている。
だから、新たなモダリティの再生医療に積極的な御社を志望します。
これだと先程の文章よりも、熱意も本人が目指す方向性も、企業の志望理由も、
しっかりと伝えられていると思います。
まとめ
この記事の内容をまとめます、会社の志望動機を考える際は、
1. 自分が世の中に対してどのように、何をして貢献したいのか(何故そう思ったのか。)
2. 貢献したい方向性を軸(志望理由)として、文章を組み立てる
この流れを大切にして下さい。
1が先にある志望動機でしたら、色んなレパートリーがあり得ると思います。
実際に私も、この方法論で、各企業への志望理由を組み立てました。
またそれ以外にも、私は下記サイトにて「自己分析」を行うためのフレームワークを学びました。
私自身、徹底的にこのフレームワークを活用し、内々定に繋げることが出来ました。
自己分析が不十分だと感じている方、本当にお勧めなので、ぜひ登録をしてみて下さい。
きっと内々定に近づくと思います!!
本心から何をやってみたいのか、本当にそれが達成できる会社なのか、
就職先を選ぶ上ですごく大切なポイントです。
ぜひこの質問対策を通じて、ご自身のキャリアビジョンをより明確にしてもらえたらと思います!
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